極秘のネタはこれだTop >  価値のある情報とは >  会議でヒーローになれる人、 バカに見られる人 by 吉岡 英幸

会議でヒーローになれる人、 バカに見られる人 by 吉岡 英幸

会議でヒーローになれる人、 バカに見られる人
吉岡 英幸
会議でヒーローになれる人、 バカに見られる人

実践的
著者のセミナーを受講したときに得た真面目そうな印象とは裏腹に、本書はギャグ満載。その書きっぷりは、好みが分かれるかもしれません。
とは言え、「xxレンジャー」という分類も実に的を射ており、内容は非常に筋が通っているように思います。
本書は会議におけるファシリテーション・テクニックのケース・スタディ集であり、ファシリテーションに関するノウハウ本と併読すれば、かなり実践的なテクニックを身につける事ができると思います。

会議はものごとを創造する場ではない!?
日本の会議の特徴をユーモアを交えながらずばり指摘した本と思う。会議では意見の出し方とタイミングが重要というのが本書の基本的な枠組みと思われる。

意見の出し方について、一番偉い人の意見を出来れば事前にリサーチし、勝ち馬に乗るがごとくそれとなくその人に賛成の意見を出せとか、タイミングについては、時間の三分の二が過ぎたら新しい意見は出すな、とか、表面的にはバカにしつつも、実際はそうだよなあという指摘が多かった。

多くの日本のビジネスマンにとって、会議でバカに見られないこと、すなわち自尊心を保つというのがいかに大事と考えられているかを再認識させられた。


仕事は現場じゃなくて会議室でやるものだ、ってホントかな?
どうやったらもっと沢山売れるようになるか、とか、どうやって組織を管理していったらいいか、といった現場のノウハウ本は世にたくさんある。会議を効率的に運営するノウハウ本も多々ある。が、仕事そのものはとりあえず脇にどけておいて、会議で「目立つ」ことだけを目的にしたノウハウ本にはお目にかかったことはない。

本書は、会議を仕事におけるパフォーマンスの場と位置づけ、そこで目立つ=できる人に見せるにはどうしたらいいかを指南するものである。実際に仕事ができるかどうかは別にして、人にそのように見せるにはどうしたらいいか。

・いちばん偉い人の意見に沿うべし。
・1行で簡潔に話すべし。
・いつも勝とうとせず、1勝1敗をめざすべし。
・会議の掟(=締めの言葉は偉い人から貰うとか)を犯すべからず。

これだけみても、普通の会議ノウハウ本とは全くスタンスがちがうことがわかると思う。
会議参画者の「バカ」類型も愉快。やたら話が長い"ナガインジャー"、斜に構えて反抗的な"ムクレンジャー"、重箱の隅をつつくような指摘が好きな"ツツクンジャー"などなど。

この本を読んでいると、会議っていったいなんだろう、と思う。みんなの知恵を持ち寄って、討議して、何がしかの結論を得るための建設的な活動とばかりもいえないかもしれない。

仕事は現場じゃなくて会議室でやるものだ、と著者はいう。
どこかのテレビ番組で聞いたようなセリフだが、組織で仕事をしていくビジネスマンにとっては、一面の真実を表しているのかもしれない。

ただし、筆者自身の見解をいわせていただければ、ビジネスで強い個人とは、知識を持っている人、もしくは知識を形にする技術を持っている人である。会議では、せっかく出るなら目立たぬよりも目立ったほうがよい、という程度のことである、と思っている。

定価: ¥ 1,449
販売価格: ¥ 1,449
人気ランキング: 33912位
おすすめ度:

関連エントリー

極秘のネタはこれだTop >  価値のある情報とは >  会議でヒーローになれる人、 バカに見られる人 by 吉岡 英幸

PRリンク

カテゴリー