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高杉 尚孝 実践・プレッシャー管理のセオリー ~ビジネスパーソン必修 メンタル・タフネス強化のセルフ・コーチング術

実践・プレッシャー管理のセオリー ~ビジネスパーソン必修 メンタル・タフネス強化のセルフ・コーチング術
高杉 尚孝

実践・プレッシャー管理のセオリー ~ビジネスパーソン必修 メンタル・タフネス強化のセルフ・コーチング術
定価: ¥ 1,050
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人生変わります。ぜひご一読を
プレッシャーの元凶は「?でなければならぬ」という絶対要求思考である。
外部状況とその結果として起こる感情とは1対1対応ではなく、その間に本人は気づいていないが「思考」が入っており、その思考を変えることによって感情や行動をよい方向にコントロールできるとする考えをベースに理論を展開する。

ストレス下における感情のコントロールという、一見精神論の陥り易い内容だが、ロジカルシンキング(論理的思考)の講師も務める著者だけあって理論的な進め方がされているので納得性が高い。

前半が理論で、後半のケーススタディーで実戦感覚が磨かれる構成となっている。普段あまり意識していない思考を変えるという、ある程度の慣れが必要な内容なので、この構成は非常によいと感じた。

この考え方を知っているのと知らないままでいるのとでは、人生効率がかなり違うと感じられた。

既にタフな人向け
思考の力で感情と行動をコントロールし、プレッシャーに打ち勝つことで平常心を創り出し、自分の持っている力を出そう・・・というごく当たり前のことを書いてある本です。

200ページに満たない本で、理論編が80ページ未満、その後は事例と処方箋が続きます。
すなわち、プレッシャー管理理論の実践を繰り返し説いている形です。

ただ、プレッシャーに既に押しつぶされているひとには、実践が難しいのではないかと思いました。いわゆる「理屈で分かっていても実践できない」人は、その自信の精神力が試されることになります。もちろん、そこを乗り越えてこそのメンタル・タフネスなのでしょうけれど。

日頃プレッシャーを感じてはいるがストレスはそれほど酷くなく、むしろ平常心を保つことで最大限自分の力を出し切りたい、という人にはお薦めの本だと思います。

経営者、人事担当者が読むと特にいいような…
自分に厳しく、プライドの高い現代ビジネスマンが陥りがちな「ねばならぬ」思考=「絶対要求」に対して、「絶対要求」を「?が望ましい」思考=「相対要求」に置き換えることで、目標が達成されない場合のストレスを和らげ、状況の善処を図るという考え方は現代風で納得させられます。それに状況とそれに対する行動の間に「思考」が存在すること、その思考を「選択」することで、ストレスを管理できると説く内容は、とても興味深いと思いました。「絶対要求」思考を、それしか動機付けの仕方を知らない古い日本的な体質と切り捨て、実績主義時代のメンタルタフネスの重要性を説く所も、時代背景まで切り込んでいて良いと思います。但し、内容的にいまひとつ深みにかけるところが惜しい。
選択するべき良いマイナス感情について、もう少し深い説明が欲しい所です。経営者・人事担当者はこういう本を読んで、精神論やプレッシャーに頼る前に、働く人間のモチベーションアップということを真剣に考えて欲しい。

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